質問力を確実に上げる、3つのコツ

こんにちは。ウメノリカです。

「分からないことがあって質問したら、怒られてしまった」

このような経験をお持ちの方が、たくさんいらっしゃるかと思います。
もちろん、私にもあります。

あちらこちらで見られる、この光景。
「あなたが知らないうちに、相手の怒りに火ををつけているから」とお伝えしたらどう感じますか?

質問をしたら怒られる理由

分からないことを聞いた時に怒られる、最も大きな理由。
それは「自分で調べたら分かりそうなことを、質問されたから」です。

以前にもお話しした通り

スマホさえあれば、自力で調べられることはたくさんあります。
「誰かを頼る前に自分でできること」として、検索スキルを磨く必要があるというわけです。

なのですが、この「自分で調べたら分かる」が曲者です。

「自分でできる」にはレベルのばらつきがある

検索スキルには、人によって大きな違いがあります。
さらに言えば、自分にとって詳しいジャンルであれば、検索の効率も自然と上がるでしょう。

残念なことに「調べたら分かる」と怒り出す人は、検索に長けているケースが非常に多いです。
自分にとって当たり前にできることだから、できない人を理解することが難しい。
その結果「『できません』と言って頼ってくる人に対して、点数が辛くなる」となります。

まとめると

  1. 検索スキルは、人によってまちまち
  2. 「調べたら分かる」という方は、検索スキルが高い
  3. 誰でもできる(実際はそうではない)ことをしない人に対して腹が立つ

という流れです。

質問したら怒り出す人に、気持ちよく答えてもらうポイント

なのですが、あなたの分からないことを、放っておくわけにはいかないでしょう。
ここは何とかして、相手の方に答えてもらいたいところです。

そこで、これまでに私が取ってきた対策を3つ、ご紹介します。

方法1:検索スキルを上げる

私が大学を卒業した後に入社した会社は、受託ソフトウェアの開発会社でした。
簡単に説明すると、システムエンジニアとして入社した、ということです。

とは言え、私が大学時代に学んだ分野は経済統計。
パソコンはどうにか扱えましたが、システム開発のことなどまるで分かりません。

その上、周りの方は全員「分からないことは自分で検索して解決するのが当たり前」という状態。
「新人だから」「未経験だから」といって、質問できる雰囲気はほぼありませんでした。

その結果、自然と検索スキルは磨かれていきます。
仕事とはいえ、叱られるのは嫌ですから!

方法2:相手にとっての重要人物になる

これは、今の私の仕事である事務代行で使っている方法です。
東京都港区・品川の事務代行 – アージュスタイル

具体的な方法は相手によって変えるので、詳細は控えます。
時には「方法」というよりも「手口」といった手法を使うことも。
こちらも仕事なので、背に腹は変えられませんから。

相手にとって「この人がいなくなると困る」というポジションに入ること。
こうすることで、相手にとってあなたから質問されることへのハードルは、下がっていきます。

方法3:「質問受付窓口」を利用する

こちらが、おそらくは最も簡単な方法になるでしょう。
相手の方が開設している、質問を受け付ける「窓口」を見つけて、そちらから聞く方法です。

「何か質問はないですか?」と、相手から言ってくれる時はないでしょうか。
そのタイミングであれば、相手を怒らせることなく質問ができる可能性が上がります。

「どのような場面で質問を受けてもらえるか?」には、決まったパターンがあります。
じっくりと観察して「この時なら大丈夫」を見つけ出してください。

あと、人によっては有料で質問を受け付けている方もいます。

相手の方がこのケースに該当するのであれば、利用を検討するのも方法のひとつです。

時と場合を考えて、適切に質問しよう!

「分からないから聞いているのに、なぜ怒られるの?」
このように思って怒りをため込んでも、問題の解決からは遠ざかる一方です。

あなたが怒っても質問の答えが返ってくることがないのなら、ここは方針を変えるのが得策です。

何をすればいいのかは、先ほど説明した

  • 自分でできることは、先に済ませる
  • 相手にとっての重要人物になる
  • 「質問OK」のシチュエーションを見定める

こちらの3つ。

すぐにできることではありませんが、コツコツと継続することで確実に質問力は向上します。
今日からさっそくスタートして、「質問の達人」を目指しましょうね。

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