アドバイスを求めることについて、こちらの記事から引き続きお送りします。
「誰かに相談をした時にすすめてもらったことは、まずはやってみること」
これが基本方針なのですが、あなたはある疑問を持ちませんでしたか?
「誰の言うことでも、その通りにしなきゃいけないの?」
「もしそうなら、相談相手は慎重に選ばないとね」
その疑問と「選ばないと」という発想、正解です!
自分の悩みや迷いは誰にでも言っていいわけではありませんし、あなただって嫌ですよね。
助言を受ける相手について、以前に文章を書きました。
この時は抽象的なことが中心だったので、今回は具体的な条件についてお話しします。
自分のことを相談できる相手は、数少ない
あなたが安心して相談できる相手の持つ条件として必要なこと。
それは
- あなたのことをよく知っている
- あなたの立場に立ってアドバイスしてくれる
- 相談内容の秘密を守る
この3つ。
すべてを満たしているのがベストな条件だと考えてください。
あなたの身近に、これらすべてに当てはまる方はいらっしゃるでしょうか?
「そんな人は、どこにもいない」であっても、諦める必要はありません。
真剣に探し求めれば、あなたのための相談相手は必ず現れます。
もしかしたら、今まで気づかなかっただけで、「この人なら」という方をすでに知っているかも。
ただ、クリアするのが難しい条件ばかりなので、たくさんの相談相手は確保できない、と考えてください。
「今の時点でひとり見つけられたら、ラッキーだ」と思うくらいで、ちょうどいいでしょうか。
相談相手が身近にいない時には、この人を頼るべし
とは言え、適切な方が身近に見つかるまでにも、アドバイスや提案がほしい時がありますよね。
また、お悩みの内容によっては、専門的な知識や経験を持つ方からの助言を得たい時があるかもしれません。
このような時に知っておくとよいのが、
プロの相談相手に頼る
という方法です。
自分の話を初対面の方に聞いてもらうことに、あなたは抵抗感があるかもしれません。
ですが、思い切って、一度ためしてみてください。
プロに相談する方が余計な気を使わずに済むので、気持ちが楽であることが分かります。
ここでひとつ、注意してもらいたいのが「本物のプロ」に相談すること。
料金を取って相談を受け付けていることが、本物である証拠にはなりません。
「偽物のプロ」がわんさかいるのが、カウンセラーやコーチング、コンサルティング業界の特徴なので。
私が手がける事務代行という仕事柄、この類の失敗談はたくさん知っています。
なので、適切な相談相手を探す相談に乗る(ややこしくて、ごめんなさい)ことは可能です。
相談相手に求める条件 – 私の場合
参考までに、私が相談相手に求める条件をお話ししますね。
私が最も重要視しているのは
「2.あなたの立場に立ってアドバイスしてくれる」
です。
「相談相手が私のことを熟知しているか?」には、大きな比重を置いていません。
白紙の状態で私と相対し、おかしな先入観を持つことなくその方にとっての「ベスト案」を伝えてほしいので。
また、私の相談内容を公開することで販促に有効であるならば、事例として使ってほしいくらい。
(私にとっても、効果的な販促になるケースが多いですし)
つまり、守秘義務については厳格な運用を求めていない、と言えます。
ただ、私の立場、さらに言うと私の特性を考慮した上でのアドバイスは、強く求めます。
「これがないのであれば、たとえタダでもアドバイスは要らない」というくらい。
世の中には人間の特徴や性格、強みを診断するツールやメソッドがたくさんあります。
それらを最低でも3つ、組み合わせた視点から私の相談に乗ってくれること。
これが私の求める相談相手の条件として、絶対に外せないものです。
あなたのニーズに合った相談相手を探そう!
3つの条件をすべてレベル高く満たそうとすると、とてつもなくハードルが高い相談相手。
ですが、私の例のように
求める優先順位を知っていれば、あなたが助言を求められる方の候補は増えます。
優先順位の決め方なのですが、簡単に言うと「なぜアドバイスがほしいのか?」の答えがそのヒントです。
ここから先は、あなたの心の中でご自身と対話してみてください。
落ち着いて考えることで、きっと答えが出てきます。
もしも難しいというのであれば、プロの相談相手として私を頼っていただいても構いません。
「山田さんに相談したい」という方は、こちらからお問い合わせくださいね。