私たちは生まれた瞬間から、自分が決めたのではない「常識」の中に生きています。
一昔前なら
- 学校の勉強ができるのが勝ち組
- 大企業に入れば人生は安泰
- 年頃になったら結婚するもの
- 男は外で働き、女は家事と子育て(「これは今も」ですね)
といったところでしょうか。
ところで、あなたはこれらの常識についてどう感じていますか?
「そうだよね」と、素直に納得していますか?
それとも「長いものには巻かれろ」で、従っていますか?
もしかしたら「そんなのは嫌」といって、反発しているかもしれませんね。
世間の常識には従っておいたほうがオトクなのか?
私自身の人生を振り返ってみると、
- 高校までは、まあまあ優秀な成績(自分で言うのもアレですが)
- 大学時代はそこそこ遊び
- 無難に会社員時代を過ごして
- 専業主婦として子育て
- なぜだか分からないうちに、個人事業主→会社を設立
というルートをたどっています。
「うまくいっている人生」という常識のレールを降りたのは、ここ10年くらいのこと。
それまでは「起業はバカのすることだ」とまで思っていたくらいです。
(もちろん今は、そんなことは思ってないですよ!)
世間の常識に長く従い続け、そこから先は違う道を選んだ私の思うこと。
それは「基本的には常識に従いつつも、ちょっと外すことが楽になる道」です。
「少し外すと楽になる」3つの常識
ここから先は、私自身が「これを守ることを手放して、スッキリした!」な常識です。
あなたには当てはまらないかもしれませんが、何かの参考にはなると思います。
疑いたい常識1:会社で働かないとお金が手に入らない
これは数年前から私が言い続けていることなので、詳しくは説明しません。
今、ご覧いただいているブログでも何回も言及してきました。
まず読んでほしいのは、こちらですね。
もっと詳しく知りたい方は、こちらがいいでしょうか。
さらに言えば
「お金がないと生きていけない」を疑うのもいいですね。
地方に移住すれば生活に関するコストは大幅にカットできますし
よく調べると、無料や安価で利用できるサービスはたくさん見つかりますから。
疑いたい常識2:「勉強」するのは何のため?
ここで言う「勉強」とは、学校での勉強だと考えてください。
勉強や学びについての私の意見は、先日お伝えした通り。
先ほどの「お金」の話とも深く関連するので、お子さまのいる方は一度考えてみることをおすすめします。
いい学校に入ればよい会社に入れて、たくさんのお給料がもらえる
名の知れた企業に勤めれば、社会的なステータスが手に入る
これが「常識」として通用するのは、果たしていつまでなのでしょう?
疑いたい常識3:多くの人と仲よくしなければならないのか?
「人はひとりきりでは生きていくことができない」
私のことを年単位で知っている方は「あぁ、またか」と思うくらい、私が折に触れて口にしている言葉です。
なのですが、多くの人とよい関係を持つべきなのかと言えば、それは違います。
よい関係を築きたい人数は人によって違いますし、関係を持つとよい人のタイプもまるで違います。
ただ、少なくとも言えるのは、嫌いな人とまで仲よくする必要はないということ。
「和」の精神を重んじる日本に住む人は、この常識に縛られている方が多いと私は感じます。
「いい人」でいることをやめれば楽になれるのですが、なかなか捨てられないみたいですね。
誰かの常識ではなく、自分の常識に従う
結論としては、
あなた自身が心地よいと思える選択をすることが、楽に生きる秘訣です。
なのですが、人間はひとりで生きられない以上、どこかで折り合いをつける必要はあります。
その際、折り合いの付け方が適切ではないと、周囲との要らぬ摩擦が起きるもと。
苦い失敗を繰り返した結果「やっぱり世間の常識には従っておこう」となってしまったのでは何の意味もありません。
というわけで、
何かの常識に対して「これ、本当?」と感じた時は
- 常識を大きく外すのではなく、少しずつ外していく
- 「外れている」状態に慣れたら、さらに大きく外す
- または、外すジャンルを変える
という手順で、徐々に距離を置いていくこと。
長期目線で変えることを心がければ、常識の呪縛からあなたは確実に開放されます。
まずは3ヶ月、やってみてください。
もしよかったら、「こんな変化がありました!」を私に教えてくださいね!