「今よりも上手になりたい」
「効率よく仕事を進めたい」
こういった理由で何かに関して上達したい時、あなたはどのような方法を思いつきますか?
たとえば
- 身近にいる上手な人に聞く
- ネット検索で調べる
といった選択肢が浮かんでくるかと思います。
そして、これらの方法を使って得た上達する方法を知った後に出てくるのが「練習」というキーワード。
どれほど効果的な上達法を知っていたとしても、練習を重ねなければ上手になることはありません。
ところで、この「練習」には注意点があることを、あなたはご存知ですか?
いきなり「練習」を始めると、失敗する
「練習する回数は多ければ多いほど、早く上達する」
このフレーズに反論のある方は、たぶんいないでしょう。
何かに対してレベルアップをしたい時、何度も同じことを繰り返すことで上手になることは間違いありません。
どのような物事においても、上達するのに数稽古は非常に有効な手段なので。
なのですが、いきなり練習を始めると失敗するケースがあります。
それは「練習内容が、あなたの今のレベルに合っていない」時です。
練習は「小分け」にするべし!
ここで、ひとつ例を挙げて説明しましょう。
あなたがご覧のこのブログを、私は毎日1記事ずつ書いています。
ですが、急に毎日書けるようになったわけではありません。
2000文字を一気に書けるようになるまで
Twitterやフェイスブックなど、100文字でも様になる媒体で練習を重ねています。
(実は短文のほうが難易度が高いのですが、それについては機会があればまたいずれ)
また、個人ブログとして、自分の考えをノージャンルで書き続けるために、
- 様々な情報にアンテナを立てて、ネタを集める
- 集めたネタを整理してまとめる
といった
情報集めのトレーニングに集中していた時期もありました。
ちなみに、情報収集については練習と合わせて「強み」も使っています。
ただ、練習を重ねないと強みの精度は上がりません。
たとえ元々の能力が高かったとしても、練習は重要だというわけです。
また、情報収集については、少し前にインタビューを受けた動画があります。
視聴するにはフェイスブックのアカウントが必要ですが、もしよかったらご覧くださいね。
効果的な練習法は「守」にある
もうひとつ、練習をする際に気をつけてほしいことがあります。
それは「まずは言われた通りにする」です。
こちらについては、以前に触れているので今回は省略。
過去のブログで、より具体的な例を発信しています。
こちらも合わせて読んでみてくださいね。
練習とは、正しく回数を重ねて初めて「生きる」
向上心を持って練習を繰り返すことは「よいこと」とされています。
学校での勉強であれば、先生が教えてくれますし大きく外すことはないでしょう。
しかしながら、大人になってからの練習については、基本的には自己責任です。
正しい練習を積み重ねなければ、上達しないどころか返って逆効果になることもあります。
だからこそ、まずは正しい練習法を見極める能力を身につけること。
そして、この記事を通じてお伝えした、
「正しい」方法で反復練習をすること。
このふたつが重要だというわけです。
あなたには、長い間、取り組んでいるのに上達しない物事がありませんか?
レベルアップしない原因は、あなたの選んだ練習内容にあるのかもしれません。
「もしかしたら?」と思ったら、ぜひともチェックしてみてくださいね!