「強み」という言葉を、あなたは聞いたことがありますか?
ここで言う強みとは、
- あなたが自然としていること
- 「誰でも当たり前にできる」と思い込んでいるが、実は他の人より優れた能力
だと考えてください。
この10年くらい、強みが注目されています。
自分に備わっている他の人よりも高い能力、つまり強みを仕事や生活に生かそう
というわけです。
ところで、あなたは自分の強みを知っていますか?
強みを自覚することは難しい
さて、私が出した強みの定義を、ここでもう一度ご覧ください。
「自然に」や「当たり前」というフレーズが出てきましたよね。
強みの持つ大きな特徴として「自分の強みは自覚することが難しい」があります。
無意識のうちに使っているために「これが私の強み」を知るのが難しいと言えます。
なので、先ほどの質問
「あなたは自分の強みを知っていますか?」
こちらにすぐ答えを返すことができる方は少ないでしょう。
ですが、あなたはご自身の強みを知りたいと思いませんか?
「もしも私に他人より上手にできることがあれば、それを使って楽に生きたい」と。
自分の強みを知る方法は他人からの評価
実は、強みについてはこのブログで一度、触れています。
その際は「才能」という言葉を使って説明しましたが、実はこれが強みのこと。
前回の記事では、自分の強みを探る方法として
- ある程度のまとまったお金を投資する
- 数多くの人に質問する
をお伝えしました。
いずれの方法を採用するにせよ、「他人から評価してもらう」という点に変わりはありません。
つまり、あなたひとりで強みを知ることは、非常に難しいというわけです。
強みの具体例 – クレーム対応の場合
ここからは、私の仕事「事務代行」で使っている強みについてお話しします。
実例を知ることで、
- 強みを知った後、どのようにして使うのか?
- ある強みから派生する、別の強みを知る方法
について理解を深めてくださいね。
自分の強みを生かした仕事が得られた理由
私の主な仕事は事務代行なのですが、特にセミナー事務に関するカスタマーサポートに定評があります。
その理由は、私自身の強みを使っているから。
特に好評なのが、クレーム対応。
クレーム対応のためだけに呼ばれたこともあるくらい、どうやら処理に長けているらしいです。
ここで「らしい」と書いたのは、当の本人である私にはまるで自覚がないから。
私としては、ごく普通に
- 「それは無理だが、こちらなら可能」を提案する
- 交渉の落とし所を推測して、きっちりと着地させる
- 「ダメなものはダメ」を、キッパリ伝える
これらの対応をメールで行っているだけなのです。
私の強みは、どのようにして発見されたのか?
メールを使ったクレーム対応に、私が強みを持つと知ったきっかけ。
それは、「メールでのセミナー事務局代行ができるはずだから」と、とある方から教えてもらったことです。
「文章が書けるのであれば、これもできるのでは?」
ということだったそうですが、今、思えば、この方は他人の強みを探す達人。
少し会話をしただけで、私のことはお見通しだったようです。
以上のことから、「強みを知るには、誰かに聞くのがベスト」と私は考えるようになりました。
強みを使いこなすことで、少ない労力で大きな成果が得られる
ここまでご覧になって、あなたはどう思いましたか?
「強みってすごい!」と感じましたか?
それとも「何だかウソっぽい。そんなことってあるの?」と、疑問に思いましたか?
少なくとも私は、自分の持つ強みを知ることで、この9年間で大きく変わりました。
強みの持つ力を少し使っただけなのに、です。
今日のお話しは、すぐに信じて実践することが難しいかもしれません。
なのですが、「いつか、あなたのお役に立てるかもしれない」と思って公開しました。
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