「あれもこれもしなくちゃいけないのに、まだ何も終わってない!」
こう思って焦ることが、あなたにはありますか?
今の日本に生きる人は、やるべきことを大量に抱える傾向にあります。
さらに、情報がたくさん入ってくる結果、「これ、やってみたい!」と興味を引く物事も増える一方。
時間がいくらあっても足りない、という感覚を持つ方が多くいらっしゃいます。
ところで、あなたはご自身の予定を「正確に」把握しているでしょうか?
今日、することを「見える化」する
実は、私は自分の記憶力ほどあてにならないものはない、と感じています。
「明日、何をするんだっけ?」となるのは、日常茶飯事です。
自分の予定を記憶することに難のある私がやっていること。
それは、自分の予定を紙に書いておくことです。
ここで「あぁ、手帳を使っているのですね」となった方。
あなたのその予想は、ちょっと違います。
私が書く「紙」とは、ふせんです。
実物をお見せしますね。

予定というよりも「ToDoリスト」に近いです。
書き方のルールは
- その日にやる仕事を
- やる順番に
- ひとつずつ書き出す
これだけ。
とてもシンプルです。
1日の予定をすべて書き出す、3つの効果
私が作っているこのリスト。
単純ではありますが、得られる効果はいろいろとあります。
1日の予定を書く効果1:迷いがなくなる
紙に書いて目で見て分かるようにして得られる、最も大きな効果。
それは、迷いがなくなることです。
次にやることが決まっているので、余計なことを考える機会がかなり減ります。
また、やるべきことだけに集中できるので、作業効率も大幅アップ!
当社比、何と3倍です!!
1日の予定を書く効果2:抜け・漏れの防止
個人的には「効果1」よりも、こちらの方が多大な恩恵を受けています。
先ほど白状した通り、自分の予定を把握することが苦手な私。
紙に書く、クラウド上で管理する、人様の手を借りる(苦笑)など、様々な手を駆使しています。
あれこれと対策を立てているものの、一番効果が高いのは紙に書いて常にチェックすること。
自分の予定をふせんに書くようにしてからというもの、かなり改善されたことを実感しています。
1日の予定を書く効果3:時間の確保
迷いを減らし、やるべきことをきっちりこなせるようになった結果、自然と空き時間が確保できるようになりました。
時間の無駄をカットすることに燃える私にとって、これは見逃せない効果です。
目に見えて読書タイムが増えましたし、生活リズムが整った感も。
出張している時は難しいのですが、自宅にいる日は「17時にパソコンOFF」ができるようになりました!
予定を書き出すタイミングは、このふたつ
ところで、1日の予定はいつ決めて、紙に書けばいいのでしょう?
本来ならば、その日の朝か、前の日の夜に書くのがベストなのだろうと、私は感じています。
とは言え、朝は何かとバタバタしているし、夜は仕事のことを頭から出してしまいたい。
なので、今は前の日の夕方に決めてしまっています。
こちらに関しては、決まった正解はありません。
いくつかのパターンをためしてみて、あなたに合った方法を採用してくださいね。
一番NGなのは「いつがいいのかな?」と迷って、何も行動を起こさないこと。
何事においてもそうなのですが、大事なのは「不完全でもいいから、とにかくやってみる」です。
「1日のやることを紙に書く」4年間の変遷をたどる
この習慣の原型、実は4年前にはすでにありました。
そして、置かれた状況に応じて、少しずつその形を変えています。
今と同じように、ふせんに書いていた時期があれば
30分単位で、ノートに直接書いていたことも。
どのような方法でも構わないということが、これでお分かりいただけたでしょうか?
これもまた「習慣をアップデートする」と言うことなのです。