現代人に欠かせないアイテムと言えるスマホ(スマートフォン)。
今では中学生くらいになれば普通に利用している、ありふれたものとなりました。
あなたの周りで「スマホを使っていない」という人を探す方が、難しいのではないでしょうか。
「誰しも持っている」という前提と言ってもいいスマホ。
そのせいなのでしょうか。
「スマホを持っていない・使えない状態」になると落ち着かない、という人が数多く見受けられるようになりました。
いわゆる「スマホ依存」です。
なのですが、スマホは単なる道具です。
私たち人間がツールに振り回されることは、よい状態ではありません。
そこで、私からご提案するのが
「スマホが使えない状態であっても、問題ない状態にしておく」こと。
道具に過ぎないスマホに依存するのは好ましくないというのが、私の考えです。
ただ、急にシャットアウトするのは不安ですよね。
そこでおすすめなのが、就寝時の「スマホ・オフ」から始めることです。
就寝時のスマホは「機内モード」へ
スマホがない状態に慣れるために、最初の段階であなたができること。
それは、機内モードの活用です。
どのスマホであっても、タップやスワイプひとつで設定できます。
機内モードを使う主な目的は
- 就寝中にスマホからの通知や着信が来ないようにする
- 布団の中でスマホを操作し続けて、眠りにつくのが遅くなることを防ぐ
- ゆっくり眠ることができる
この3つ。
「電源オフ」でも、同じ効果は得られます。
とは言え、いきなり電源をオフにすることに対して、あなたは怖さを感じるかもしれません。
なので、最初はすぐに復帰できる機内モードで、というわけです。
特に注目したい効果は「ゆっくり眠ることができる」
あとの2つは文章を読めばその効果が想像できますが、眠りの深さだけは体験しないと分かりません。
そして、スマホを機内モードにする効果についての、私のイチオシは「よく眠れる」
「それって、本当?」と思わずに、ぜひやってみてください!
スマホを機内モードに設定することに慣れたら
さて、眠りにつく時にスマホを機内モードに設定することに慣れた後は、どうすればいいでしょう?
ここではいくつかの選択肢があります。
機内モードを継続する
最初の選択肢は「現状維持」です。
様々な事情から電源を完全にオフにすることが難しい方は、必然的にこの選択となるでしょう。
とは言うものの
- スマホが目覚まし時計代わり
- いつ電話がかかってくるか分からなくて不安
という理由であれば、これらの状態を解消してみてはいかがでしょう?
目覚まし時計を使うことで、スマホで代用する必要はなくなります。
「いつ」「誰から」「どれくらいの頻度で」就寝中に着信があるか分かれば、対応策が見つかるかもしれません。
「スマホの電源オフ」にチャレンジ!
あなたに選んでいただきたいのは、こちらの選択肢です。
「寝ている時間帯にスマホが使えないことに慣れたな」と感じたら、電源をオフにしてみてください。
よほどの事情がない限り、機内モードに設定している時と大きな違いはないはずです。
「眠る時はスマホを使わない」を、この機会にあなたの習慣にしてください。
さらに可能であれば、こんな選択肢も…
さらに、寝室にスマホを持ち込まないというのも、よい選択肢です。
スマホが手元にないことに対して抵抗感がないのであれば、これがベスト案だと言えます。
あなたが眠る時に手の届かない場所にスマホがあるので、電源はオンでも構いません。
ただし、着信音が鳴った時にあなたの眠りを妨げない、というのが条件です。
「ピコーン」と鳴ったからといって慌てて起きてしまったのでは、何の意味もありません。
就寝時のスマホ、どのようにしておくのがベストなのか?
私が思うに、あなたが眠る時にスマホは
- すぐに使えるようにしておく
- 着信音で眠りを妨げない配慮をする
という状態にしておくのがよいです。
その理由は災害など、不慮の事態に対応するため。
どこにスマホの定位置を設定するかはあなた次第ですが、すぐに持ち出せる場所というのが必要条件と考えてください。
「想定外の出来事が起きた際に、スマホが生命線になった」
このような話を聞いたことが、きっとあなたもあるでしょう。
だからといって、常にスマホが手元にあるのは何かが違うと感じるのは、私だけでしょうか。
スマホがなくても支障が出ないようにすることで、あなたが持っている本来の能力が蘇ってきます。
「えっ、こんなに頼っていたの?」と思うかもしれませんが、いずれ慣れますのでご心配なく。
あなたの能力を呼び覚ますために、スマホとは距離を置く時間を持つ。
簡単に取り組める就寝時から、まずはお試しくださいね。