主婦にとって「家事」を攻略するのはとても難しいもの。
私のように「家事なんて、意地でも嫌だ!」と思っていた過去を持つ者にとってはなおさらです。
中でも特にやっかいなのが「家事の数が多すぎ」問題。
名もない家事についての本が出版されるくらい
家事の数をカウントすると、膨大な量になります。
このような大量にある家事を、あなたは漏れなく済ませているでしょうか?
1日の家事を書き出してみよう!
あなたは1日のうちでいつ、どこで、どのような家事をしていますか?
今は分かる範囲で構わないので、やっている家事を書き出してみてください。
以前にご紹介した「1日でやっていること」を、すでに書き出しているなら
そちらの中から、家事にあたるものだけ抜き出せばOKです。
さて、結果はどうでしたか?
「えっ、私、こんなにいっぱい家事をしてたの?」と、驚いたかもしれませんね。
家事の「チェックリスト」作成方法と使い方
ここで書いていただいたメモから、家事のチェックリストを作っていきます。
作成手順は、次の通りです。
- 家事のメモを「行う順番」に並べ替えて書く
- 毎朝、起きたらすぐメモに目を通す
- 書かれてある順番通りに家事を進める
- 1日の終わりに今日の家事を確認して「1」に戻る
まずは1週間から10日ほど、メモを見ながら家事を進めてみてください。
チェックリストを使うことに慣れてくると、抜け・漏れがなくなる他にも
- メモから漏れている家事に気づく
- 家事の時短を実現するためのヒントが得られる
(進める順番、しなくてもいい家事の発見)
といった効果も得られます。
人によって違いはありますが、10日から2週間ほど続けることで実態に近い家事のチェックリストが完成すると考えてください。
家事のチェックリスト、私の場合
ではここで、実例として私の使っている家事のチェックリストを公開しますね。
これまでに
- スマホで管理
- ノートにふせんを貼ってチェック
など、いろいろと試した結果、今はA4コピー用紙に印刷したチェックリストを使っています。

時折、まだ手を入れていますが、今では「朝、起きたら、上から順番にやっていくだけ」になったので、かなり楽になりました。
家事のやり忘れはありませんし、「次は何をしようかな?」と考えることもありません。
「分かっているつもり」だからこそ、しっかり視覚化する
家事は毎日のこと。
だからなのでしょうか「分かり切っていることを、ただやる」という感覚になっていないでしょうか?
ですが「流されるように何となくこなしているだけ」という家事にこそ、工夫の余地がたくさんあります。
「あれ、やったっけ?」と毎回考えるのではなく、チェックリストを見ることで確実に進めていく。
ひとつひとつの家事に対して
「これ、必要?」
「どうしたらもっと早く、質を上げることができる?」
と、リストを見ることをきっかけにして考える。
こういった行動の積み重ねが、家事の負担を劇的に減らしていきます。
「とにかく家事が大変!もう嫌だ!!」
あなたがこう考えているのなら、むしろ家事と仲よくしてほしい。
私はそう願っています。
家事をこそが、気持ちのよい生活の基礎なのですから。
家事に子育て、仕事にと、毎日が飛ぶように過ぎていく。
そんなワーキングマザーのあなたに「こうすればもっと楽に、楽しく働けます」をご提案するイベントはこちらです。