「あなたの夢は、何ですか?」
きっと子どもの頃から、何度も質問されてきたはずです。
でも、この質問に対してハッキリとした答えがあった時って、あなたにはありましたか?
私たちが「夢」を語れない理由
私たちが将来についてのイメージを持てない理由。
それはいろいろとありますし、人それぞれの事情もあるかと思います。
ただ、共通して言えるのは「ドリームキラー」の存在です。
特に日本で教育を受けると、多かれ少なかれ
- 好き嫌いや興味を問わず、同じカリキュラムを採用
- みんなで同じ行動をすることが「よし」とされる
という学校教育に触れることになります。
つまり、子どもひとりひとりの「私、これがいい」を汲み取るのが難しいということ。
それぞれの学校や先生方の問題ではなく、制度の問題と言えます。
かくして、冒頭で私が出した質問に対して
「夢って何?」
「将来のことは、特に考えたことがないなぁ」
こう答える大人になる、というわけです。
「やりたいこと」は、どうやって探せばいいの?
さて、こちらの記事で
やりたいことリストの作成方法として
ふとした瞬間に思いついたことを書き留めるだけで、まずはOK!
としました。
私がこのようなご提案をした最も大きな理由。
それが「夢を聞かれても、すぐに答えられない」から。
言い換えると、
小さい頃からずっと「私は〇〇がしたい」を、言いにくい環境で過ごしているからです。
よほど強烈な願いがあるなら別ですが、そのような方はごく一部。
私を含めたほとんどの方は「やりたいこと?さぁ、別にないけど」となるでしょう。
だからこそ、
日々の生活の中で浮かんできた「あっ、これ、やりたいかも?」を大事にしてほしい。
そして、小さな「やりたい」を拾い集めてリストにして、忘れないでほしい。
私はそう願うのです。
というわけで、
やりたいこととしてピックアップする項目は、どれほど小さくても、くだらなくても構いません。
たとえば
- 昨日、買ってきたラノベが読みたい
- Twitterを、ゆっくり巡回したい
- カフェで期間限定のケーキを食べたい
- 書きかけのネタを早く仕上げて投稿したい
といった感覚で十分です。
これ、ちなみに、今の私が持つ「やりたいことリスト」の一部。
どれもこれも、立派なことでもなければ、暇つぶしに見えることばかりですよね(苦笑)
(在宅ワーク系のネタに興味のある方、もうちょっと待ってくださいね!)
これが私のおすすめする「やりたいことリスト」作成法です。
「これなら、今すぐできそう」と思っていただければ、うれしいです☆
大きな夢を語るには、小さな「やりたい」から!
大それた夢をいきなり書こうとするのには、無理があります。
長期的に追い続ける夢を持つ前に、まずは「今、やりたいことはこれ!」を記録する準備運動から始めましょう。
私がこうして文章を書くようになったきっかけも、ごく小さな「やりたい」でした。
会社の業務としてパソコンやインターネットに触れ、
個人的な興味から最初にホームページを持ったのが1998年。
あれから20年が過ぎ、ネットでの発信を続けてきた私は、それまでに見聞きしてきた物事から
「働くかどうかを自分で選べる」社会になることが、私の夢です。
という「叶えたい夢」を見つけました。
詳しくは、こちらをご覧くださいね。
どれほど大きな理想であっても、スタートはとても小さな「やりたい」から。
なので、まずは気軽に、あなたの「やりたいこと」をリストアップしてみてくださいね。
そして、作ったリストにある「これがしたい!」を、ひとつづつ叶えてほしい。
これが私からあなたへのお願いですし、いつの日にか私と一緒にあなたの夢を、そして私の夢を叶えてほしいと思っています。