「時間がない!」
これは、やることに追われてしまいがちな現代社会で、よく耳にするセリフです。
あなたもきっと口にしたことがあるのではないでしょうか?
なのですが、実はあなたには「1日・24時間」という時間が毎日、与えられています。
本来、この24時間はあなたが思うままに使えるはずです。
「時間が自由に使えるなんて、そんなことない!」
あなたはそう反論するかもしれません。
とは言え、事実として、
あなたは自分で思い描いた通りの「人生」を歩んでいる、つまり時間の使い方をしています。
今日は、この記事を違った視点からお話しします。
書いてあることはまるで違いますが、ふたつを合わせて読むことで見える世界がグッと広がることを感じ取れるでしょう。
あなたは「何に」時間を使っているのか?
では、さっそくあなたにしてほしいことがあります。
それは、「何に、どれくらい、時間を使っているか」を記録すること。
やり方はこちらにあります。
できれば1週間、難しいのであればまずは1日だけでもやってみてください。
「この記事を読んで、もうやってみました!」という方は、そのまま続きを。
今から書き始める方も、このまま読んでいただいてもちろんOK!
日々の行動記録が完成したら、また改めてこちらの記事をご覧くださいね。
時間の使い方から見える、あなたの真実
さて、あなたの行動記録を見てください。
どのようなことに気づいたでしょうか?
たぶん、ですが、あなたが頭の中で考えていた「私の毎日はこんな感じ」とは、大きく違っていたのでは?
人間の持つイメージや記憶というものは、それくらい曖昧なものです。
なので、記録を取ることを私は非常に重視しています。
あなたの行動記録に現れた「あなたの実像」は、きっとあなたが望んでいる状態ではないでしょう。
でも、実はあなたが無意識に大切にしていることが、行動記録に現れています。
たとえば、家事や子育てのことが多く書かれているのなら、
「自分の感情を押さえて家族を優先することが最も大事」と思っているのかもしれません。
職場での出来事が数多くあるのであれば、
「お金がないと生きていけない」と、心の奥底で感じ、恐れている可能性があります。
また、好きではない人との付き合いが多いことが見て取れたのなら、
「嫌われるのが怖い」という感情が心のどこかにあっても、おかしくないのです。
この中に、あなたの「真実」は見つかりましたか?
「時間があればやりたい」なら、それは「しなくてもいい」こと
「時間がないから、しないこと」とは、あなたにとって本当は優先順位の低いこと。
言わば「どうでもいいこと」です。
なので、このままでいることで、あなたの人生における残り時間をどうでもいいことで塗りつぶすことになってしまいます。
あなたが今、大事にしているものは、何でしょう?
この質問に対する、あなたの答えは?
問いについて答えを探し求めることで初めて、あなたの心に何が住んでいるのかが見えてきます。
あなたの「現実」を、自覚して納得すること。
それこそがあなたの「本当の願い」を知る、スタートラインに立つための条件なのです。