「楽なことを選び続けると、進歩はない」
こんなフレーズをあなたは聞いたことがありますか?
「努力するなんて、めんどくさい」
「楽をして何が悪いの?」
そう思う方がいても不思議ではありません。
あなたにも似たような思いが、心の中にあるのではないでしょうか。
そして、実は私にも「楽をしたい」という気持ちはあります。
なのだけれども、私にとっての「楽」は
- サボりたい
- 何もしたくない
という感情とは、少し違ったもの。
「楽をするために手間をかけて、結果として楽になる」という表現がピッタリです。
「楽をするために手間をかける」とは?
私にとって家事というものは、嫌いでめんどうで、できればやりたくないことのひとつです。
「家政婦さんが毎日来てくれたら、好きなことだけできるのに」と思っています。
そうは言っても、専業主婦だった頃は自分で家事をやっていました。
ただ、やりたくないことに変わりはないので
- 「やめてもいいことはないか」と知恵を絞る
- 少ない手順で同じ結果を得られる方法を編み出す
- 家族に手伝ってもらうため、便利な家電を購入する
といったことをしていました。
今では数々の努力が実り、家事に関しては「楽に」なりました。
なので、家事の大半は自分自身でやっています。
つまり、「自分が楽をするために手間をかけた」というわけです。
ちなみに、家事をしてくれる方をお願いすると、相応の費用がかかることはすでに経験済み。
手間をかけなくてもお金があれば何とかなる、という事例ですね。
「こういう方法もありますよ」ということで。
楽をするための「手間のかけ方」の探し方
ここまで読んで、あなたはどう思いましたか。
「えーっ!こんなの、私には無理だし…」と感じたかもしれません。
先ほど書いた私の手間のかけ方、これは「私にとって」楽だからできることでした。
具体的には
- 自分がやっていることを細かく分解する
- それぞれの要素について「なぜこの手順があるのか」「省いても問題ないか」を考える
- 「1」「2」を踏まえて、手順を組み直す
ということをやっています。
これ、実は私にとっては当たり前のようにできること。
あなたと私は違う人間なのだから、同じことができるはずがないですよね。
さらに言えば、「私と同じ方法であなたの問題が解決する」とも思っていません。
あなたにとって「楽にできること」は、自分で探すしかありません。
ただ、今までにやってきたことを振り返ると、必ずどこかにヒントが隠されています。
「私ってどんな人生を歩んできたのかな?」を、ぜひまとめてみてくださいね。
【追記】
今までにやったきたことのまとめ方を、文章にしました。
こちらを参考にトライしてみてくださいね。
人生をよりよく変えるために、目先の「楽」を捨てる!
「楽に生きていきたい!」
これは人であれば、誰しも持っている願いです。
わざわざ苦労を選びたい人など、どこにもいません。
ですが、「何もしなくてもいい」とは、もちろん違います。
誰にでも果たすべき役割がありますし、その役割のために何かしら動く必要はあります。
「どうせやるのであれば、少しでも自分にとって楽な方法を選びたい」
この気持ちを大事にするために私がやっていることが、あえて手間をかけることです。
「楽になるためには、どうしたらいいかな?」
これを考えて、出てきたアイデアを試すことが「手間をかける」という行動。
最初に手間をかけて「後々が楽になる」という結果を、私は得ています。
「嫌だからサボろう」と逃げてしまう。
これでは、いつまでたっても状況は何も変わりません。
嫌いなことを避けるのではなく、手間をかけて楽な形に変えること。
これがあなたの人生をよりよく変える方法です。
あなたにとって簡単にできそうなことから、まずはやってみてくださいね。