最近では、ネットの技術がとてつもない速さで進歩しています。
その恩恵をあなたも、そして私もたくさん受けています。
たとえば
- テキストのやり取りはメールやチャットで
- 直接、会話したい時は音声やビデオ形式の通話で
といったように。
そのせいなのでしょうか?
この10年足らずの間に、足を運ぶことや対面することに対する価値が低く見積もられているように思えます。
人に会わない言い訳をしていないだろうか?
ところで、私が以前から主張していることとして
「オンラインですべてを済ませるべからず」
というフレーズがあります。
最近では、Twitterでこのような投稿をしました。
オンライン上のツールを活用することで、まるで実際に会った感覚を持ってしまうというわけです。
しかしながら、日常的に学びの場を提供する私からすれば、これはまったくの誤解と申し上げます。
人と直接会うことで得られる「多大なる効果」とは?
生徒さんの「その後」データがあるので分かるのですが、
- 会場に足を運び、私に会って話を聞いた
- オンライン会議室で私の顔を見て、私と会話を交わした
- ネット上で公開している有料テキストや発信を読んだ
といった区分に分けると、明らかに学びの結果に大きな違いがありました。
文章を読むだけよりも、生身の私とリアルタイムで会話をした方がよい。
さらに、スマホの画面越しではなく直接会う方が、高い成果が得られやすい。
1回だけではなく定期的に顔を合わせることで、継続して成果を挙げられる。
私の得た結論は以上です。
実例を目の当たりにすると、ネットで何でも済ませるのはもったいないと強く感じます。
具体的な成果の例は、こちらを読んでみてください。
また、オンライン上の会話だけで学んだことによって、行き違いが発生したケースもありました。
私も使ってはいるものの、オンライン上の会話にはある種の危険性すら感じます。
私たちがつい出してしまう2つの「言い訳」とは?
さて、ここで私たちが行動しない理由として、よく出す2つの言葉をお話しします。
どちらもよく聞かれますし、きっとあなたも口にしたことがあるでしょう。
なのですが、どちらも都合のいい言い訳に過ぎないことを頭に入れて、読み進めてください。
都合のいい言い訳1:お金がないからできません
何かを買ったりサービスを受けようと思った際に、有料であるケースは多いですよね。
無料のモノやサービスもありますが、これらについては「無料である理由」がちゃんとあるものです。
そして、「お金がないからできない」というセリフの裏側には
「私はそれだけの価値を感じていない」
があったりします。
「価値がない」と判断したのであれば、素直にそう受け取ればいいだけのこと。
わざわざ「お金がないから」と、あなたの気持ちをごまかす必要などないですよね。
自分の気持ちには正直になること。
これが心地よく生きるための一番の秘訣と言っても、過言ではありません。
都合のいい言い訳2:時間がないからできません
お金と同じくらい言い訳に使う要素として「時間」があります。
「時間がないからできない」と言っておけば、納得できるのかもしれません。
ですが、あなたは本当にそれでもいいのでしょうか?
「それなら仕方がない」と、諦めることができるでしょうか?
私の目線から言わせていただければ、時間などいくらでも作れるもの。
時短に関する数多くの手法が、書籍やネットで公開されています。
こちらのブログでも、私の経験に基づいた時短術を公開する予定です。
以前のものは、こちらからどうぞ!
私自身が時短について、ひいては時間を確保するために真剣に取り組んできました。
その実績をもって「時間がないという発言は、単なる言い訳」とお伝えします。
言い訳ばかりの人生からは、何も得られない
「あなたは本当にやりたいことから、いろいろな言い訳をして逃げている」
私からそう言われたとしたら、あなたはどう感じますか?
「いや、心底、やりたいことはあるんだ!」
「本当にお金は持っていないし、時間だってないんだ!」
こう返したいと思うでしょうか?
それとも
「いや、もしかしたら、行動しなくても済む言い訳だったのかもしれない」
「お金や時間をかけてまでやりたいことなんて、何もないのかも?」
と、ふと思い返してみたでしょうか?
あなたにやりたいことがあるかどうかは、今はどちらでも構いません。
ただ、行動しないことの言い訳をするのだけは、今、この場でやめていただきたい。
言い訳ばかりの人生からは、何も得られるものはありません。
せっかく生きているのだから、その生命を存分に使っていただきたい。
そして、人に会うことに時間やお金を存分に投資してほしい。
あなたが使った分に見合うだけの成果や報酬は、必ず得られるのですから。