これまで6回に渡ってお送りしてきた「お金が増える仕組み作り」シリーズ。
いよいよ今回が最終回。
仕組みの作り方そのものについて、お話ししていきます。
今までにお伝えしてきたことを復習しながら、さらに先に進みます。
このシリーズの全リストを最後に掲載しますので、「これ、忘れてた」がある方は再度ご覧くださいね。
お金が増える仕組みに必要なのは、この3つ
お金が増える仕組みを作るために必要な要素は
- 才能
- 人脈
- お金
この3つであり、優先順位は「1→2→3」だというのが、私の考えです。
お金が増える仕組みをお金を使って作る手段も、投資をはじめとしてたくさんあります。
なのですが、資金が潤沢でないのなら、お金を使っての仕組みづくりは後回しでOK。
才能や人脈といった、お金を使わなくても実行可能な要素を育てていくのがおすすめです。
また、投資するほどではないけれども少しならお金が準備できる方は、才能を知るための投資がおすすめです。
才能は無料で知ることもできますが、数万円を使うだけでそのスピードを100倍アップすることも可能なので。
重要なキーポイントは「誰からもらうか?」
お金が増える仕組みを作りたいのであれば、お金がどこからやって来るのかをコントロールすること。
これに尽きます。
ズバッと言うのなら、
あなたの行為に感謝してくださったお客様から、直接お金をもらうべし
です。
さらに言い換えると「会社に雇用されて、会社から給与を支給されるのはNG」となります。
お客様から直接、お金をいただきたい主な理由は
- お客様→会社→あなたとお金が動くたびに、仲介手数料という名でお金が目減りする
- 「お客様の感謝の気持ち = 利息」を、自分以外の何者かに渡す必要がなくなる
- お客様のニーズに、いち早く対応できる(またいずれ、どこかで書きますね)
以上です。
あらゆる意味で、お客様とあなたが直接つながっていること。
お金が増える仕組みを作るためには、必ず満たさなければならない条件だと考えてください。
お金が増える仕組みの「方程式」
お金が増える仕組みには、実は方程式が存在します。
その方程式とは
「才能」×「人脈」=「誰かの役に立つ」
この方程式にあなたの才能と人脈を入れることができた時。
それこそが、お金があなたの手元に自然とやって来る状態になるタイミングです。
当たり前過ぎて、がっかりしたでしょうか。
それとも、どうしたらいいか全然分からなくて愕然としたでしょうか。
ですが、方法さえ分かれば、この方程式を解くことは簡単です。
あなたの才能と人脈を使って、誰かの役に立てばいいだけですから。
これまでに、あなたが何かをしたことで誰かから感謝されたことはありますか?
その時のことをよく思い出してみてください。
相手の方は、あなたの何に対して感謝の気持ちを伝えてくれたのでしょうか。
誰かから向けられた「感謝」が、才能を知る大きなヒント。
時間を取って、あなたの過去へと遡ってください。
また、あなたひとりでは実行できないことであっても、何人かで協力することで成し得ることがあります。
ここが人脈の出番です。
あなたが自分でできないことであっても、誰かの力を借りることで結果としてお客様に感謝される。
この仕組みを持つことができるのが、人脈を育てる大きなメリットです。
人脈は急に大きくならないので、今日からさっそく、コツコツと行動を始めてくださいね。
「好きを仕事に」は、是か非か?
ここで関連することとして、好きなことを仕事にすることについて、少しだけ触れます。
私の考えは、
- 「好きを仕事に」はOK
- ただし、誰かに感謝される形にすること
こちらです。
「好きなことを仕事にする」を目標にしたセミナーに関わっていた時期が長い私。
成功した方を知っている半面、その弊害を数多く見てきました。
最終的に得た結論は「好きなことと才能は、別物だ」というもの。このテーマについては思うところがいろいろあるので、また後日、記事にしますね。
【2019年5月25日追記】
好きを仕事にすることについて、私の考えを書きました!
あなたへ直接「感謝」が流れる仕組み、それがすべて
ここまで読んで、あなたはこう思ったはずです。
「結局、私は何をすればいいの?」
そんなあなたに対して、私からはこうお返事します。
「ご自身ができることを、真剣に考えたことはありますか?」
このテーマに興味を持ったあなたであれば、何かしらの才能は持っています。
「私はできる」と思っていなければ、シリーズ最初の記事で「私には関係ない」と思ったはずなので。
あなたに足りないものがあるとすれば、自分の才能や人脈に向き合った経験だけ。
どうすればご自身の才能を知り、人脈を作ることができるのかは、すでにお話ししました。
すべてを知った今、あなたの目の前にはふたつの道があります。
「やる」のか、それとも「やらない」のか。
さて、あなたはどうしますか?