人を疑わないことが、心安らかに生きる極意である

こんにちは。山田亜希子(@umenorika1208)です。

「誰かがあなたに何かを助言する時は、その誰かが自分のために言っている時がある」
少し前にこのようなお話しをしました。

他人の言うことを鵜呑みにすると、時には相手にとってメリットが生じることがあるというわけです。

なのですが、本来ならば人を疑うことは控えるべきである。
これが私の考えです。

その理由は、あなたの身の回りにいる人すべてが利己的だとは考えにくいから。
いわゆる「性善説」と言えます。

ここでは、私が「疑ってはならなかった」と後で反省した事例を3つ取り上げます。
似たような経験が、あなたにもあるかもしれませんね。

「会いたい」と、どうしても言えなかった私

以前の私には、誰かに対して「会いたい」と連絡を取ってはならない、という思い込みがありました。
その思い込みとは、

  1. 相手の人が私に会いたいと望んでいるとは思えない
  2. 会いたくないのなら、こちらから連絡を取ってご迷惑をかけてはならない

というもの。
ですが、実際に誰かに対して「私に会いたいと思っている?」と尋ねたことは、一度もありませんでした。

そんな私が、今から1ヶ月ほど前、勇気を出してある方に連絡を取りました。
この方に会いたかった目的は、私の思い込みをなくすため。
最初のステップとして「この方なら前にも会ったことがあるし、また会ってくれるかも」と思った上での行動です。

相手の方から返ってきた答えは「その日は都合が合わない」というもの。
そこで私が感じたのは「あぁ、私には会いたくなくて、暗に断ったのだ」でした。
スケジュールの調整がつかないと言われただけなのに、私は勝手に解釈してしまったという状況です。

それまでであれば「では、また今度」と、やり取りを終わりにしたでしょう。
でも、この時はさらに「この日ならいかがでしょう」と、再度尋ねてみたのです。

その結果は「そこならOKです!」
ほんの小さな一歩ですが、私の持つ「私は誰かに対して『会いたい』と言ってよい」と思えた瞬間でした。

パートナーシップを解消します!

次の失敗は、私のビジネスパートナーについて。
本人には私の失敗をすでに話してあるので、事例として取り上げます。

私とパートナーは、しょっちゅう顔を合わせているわけではありません。
一緒に行動するのは月に1、2回程度。
連絡を取る必要がある際は、テキストチャットを使っています。

文字を使ってコミュニケーションを取るのは、記録が残るという大きな利点があります。
その反面、細かなニュアンスが伝わりにくいという弱点も。
LINEのメッセージではよくある光景ですよね。

そして、言葉の解釈の違いから、意思の疎通においてトラブルを起こしたことが何回もあります。
中には「パートナーシップを解消したい」と言われたのかと、誤解してしまった経験も!

こちらについては毎回、本人に直接質問することで事なきを得ています。
にもかかわらず、「前にも似たようなことがあった」と分かっていても、ついやってしまいます(苦笑)

うちの会社にあなたはもう要らないから

最後の失敗は、今から20年ほど前のこと。
まだ私が会社員だった頃の話です。

私が勤務していたのは、深夜残業や休日出勤が当たり前という会社。
入社してほどなく「ここは結婚したら辞めないとなぁ」と感じるような働き方でした。

このような勤務状況だったので女性社員は少なく、その中で私は精いっぱい仕事に取り組んでいました。

入社して4、5年ほど過ぎた頃でしょうか。
私の上司の、さらにまた上司に当たるM部長から、このようなことを言われたのです。

「〇〇さん(私です)、結婚した後もパートでいいから働き続けてほしい」

その言葉を聞いた私は、ショックでした。
「パートごときでいいと言えるくらい、今の私は低い評価なのか」と、席に帰ってから激怒&物にあたるという始末。
私のことはまったく評価されていないのだ、と悲しくもなりました。

しかしながら、これは経験の浅い当時の私が原因で生じた、完全なる誤解でした。

結婚して、ふたりの子どもを持つ母となった今。
さらに、自分で事業を興し、自社の業務を外注する立場になった今だからこそ。
M部長が当時の私に期待していたことが、ひしひしと感じられます。

勤務時間が長いから、子育てをしながら同じペースで働くのは大変だろう。
でも、私はあなたを評価しているし、ぜひ辞めずに続けてほしい。
なので、負担感が減るようパートで働く、というのはどうだろう?

M部長は私に対して、こう伝えたかったのだと。

相手を疑う前に、あなたにはするべきことがあります!

様々な方とコミュニケーションを取る中で、「それはどういうこと?」と勘ぐりたくなる時もあるでしょう。
しかし、相手の発言の真意は、最終的には相手に直接聞かなければ分かりません。

あなたにとって相手の方が大事であるならば、直接尋ねることがおすすめです。
勇気を出して質問すれば、「なぁんだ」となるケースも多いはずなので。

また、著名人など自分に直接関係のない人なら、発言そのものを忘れるのが賢い方法です。
あなたに無関係な人の言うことをいちいち真に受けていたのでは、気の休まる暇もありません。

人を疑うコストとは、非常に高いものです。
ここで言う「コスト」とはお金ではなく、あなたの時間や感情のことだと考えてください。

ほんの少しの「?」を大げさに捉えて、人を疑ってばかりいるあなたがいいですか?
それとも、感じた疑問に対して適切な方法で対処し、心地よい状態をキープすることを選びますか?

私は後者でありたいと願い、自分の行動を正すことに意識を向けています。
さて、あなたはどうしますか?

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