「お金さえあれば、やりたいことがもっとできるはず!」
「子どもがいない人は、自由に遊べていいなぁ…」
「都会に住んでたら、行きたい場所がたくさんあるのに!」
あなたはこのように、他人より劣っている自分を見て、あなた自身に不満を持っていませんか?
そう!「あの人がうらやましい」と。
ですが、誰かが他の誰かより劣っているということはありません。
そこにあるのは、優劣ではなくて「違い」だけ。
「その違いを、あなたがどう感じているか?」が問題というわけです。
不利な条件を活用して、次のステップに進んだ事例
世の中には、不利な条件下に置かれていたにもかかわらず、素晴らしい活躍をする人が数多くいます。
一見すると「ひっくり返すのは難しいのでは?」という条件であっても、何かを成し遂げることは可能だと言えます。
とは言え、そのような人々を見て、
「私はあの人とは違うから、そんなことできない」
あなたはこう思うでしょう。
でも、ご安心ください!
やり方さえ知っていれば、不利な状況を生かすことはできます。
今から、具体的な事例をふたつご紹介します。
これらの事例に共通するポイントを、探してみてくださいね。
地方在住で専業主婦の山田さんが、全国各地で仕事ができるようになった理由
まずは「よく知っていて、事実を解説できる」ということで、私のことから。
今の私は、
- 香川県高松市に住みながら
- 事業の拠点を東京に置き
- 営業エリアは全国
というスタイルで、仕事をしています。
この形に落ち着くまでに何回かの変化があったのですが、
居住地と離れた場所で仕事ができるようになった理由は、ふたつありました。
ひとつは「文章を書くことができる」能力を生かしたこと。
もうひとつは「子育て中だから、これはできない」の思い込みを外したことです。
どちらも詳しく書いた記事があるので、具体的なことを知りたい方はそちらを読んでみてください。
それまで縁のなかった新事業を、 彼女が始めた理由
もうひとつは、私の知人の事例です。
彼女は元々、非常に優秀。
何をさせても完ぺきにこなす、まさに「才女」と言う存在。
会うたびにいつも「いいなぁ、どうやったらああなれるんだろう?」と、思っていました。
なのですが、ある出来事をきっかけにして、彼女の人生は180度、変化したのです。
それまで当たり前のようにできていた行動のすべてに、大きな制約が生まれました。
しかも、それは生きている限り、ずっと続くのだ、と。
文字通り「人の手を借りなければ、何もできない」状態に陥ったのですが、彼女は諦めませんでした。
その時に彼女が選んだ道は、何と!
今の自分だからこそできる事業を、新しく始める
だったのです。
その決意を最初に聞いた時、私は自分の耳を疑ったことをよく覚えています。
しかし、彼女は着々と準備を進めました。
今では事業運営はもちろんのこと、一連の経験を話すという研修の依頼を受けるまでに。
「『不利な条件』は、存在しないのだな」と、私が痛感した話です。
あなたの持つ「不利な条件」を生かすために
あなたには誰かと比べて「私、恵まれていないな」と感じることが、きっとあるでしょう。
私自身、仕事仲間とは明らかに違う点である地方在住であることが重荷だ、と思い込んでいた時期がありました。
ですが、「地方が持つよい点を探す」ことによって、
「ここに住むことは、実は有利なのだ」と思えるようになりました。
「視点を変えて、物事の捉え方を変える」
これが不利な条件を生かす効果的な方法であり、現状を変えることなく、今すぐあなたができることです。
何も難しく考える必要はありません。
あなたの目の前にある「ちょっとしたもの」から、変えていけばOK!
焦らずに、楽しい遊びをするようにやってみてくださいね。