「私、〇〇がしたい!」
あなたがこう思った時、すぐに実行できるとは限りませんよね。
時間や金銭面でのハードルがあることは多いでしょうし、それ以外にも何かと障害は発生するものです。
あなたの前に立ちはだかるこれらの壁の中で、最も突破が困難なもの。
それは「家族」ではないでしょうか?
家族であるがゆえに遠慮して、言いたいことが言えずに我慢してしまう。
逆に、ストレートに主張をした結果、大ゲンカになってしまった。
このようなシーンは、あなたにも経験があるはずです。
ですが、これらの失敗は説得する方法が悪かっただけであり、あなたの願いがよくないわけではありません。
今からお話しする「正しい説得方法」を身につけることで、あなたの説得力は大幅にアップするのです。
ここでは「私の経験」ということで、夫の説得を例に取ります。
しかし、家族の説得方法をマスターすれば、それ以外の人を説得するのは超簡単です。
相手に合わせた説得方法を採用する
まず最初に、あなたに質問したいことがあります。
それは「相手がどんな人か、知っていますか?」というもの。
たとえば
- どのような性格・特性を持っているのか?
- 何を言えば説得に応じてもらいやすいのか?
- 機嫌よく話を聞いてもらえるタイミングはいつ?
といった感じです。
時間を取って、少し考えてみてください。
相手を知る「観察」という行動
これらの情報を知るには、基本的には「観察」です。
私の場合は、夫に対してこのようなことをしています。
1ヶ月くらい続ければ、徐々に相手の姿は見えてくることでしょう。
相手を知る「奥の手」があります
さらに、強力なツールとして「ウェルスダイナミクス」をお話しさせてください。
こちらは、本来は起業家のためのツールなのですが、私は人間関係のあれこれにも活用しています。
ウェルスダイナミクスについて、詳しい説明はこちらからどうぞ!
ウェルスダイナミクスとは?
私の会社でも取り扱いがあります。
普段の態度は、最強の説得材料
夫を説得するのに最も大事な要素は日々の生活だと、私は考えています。
毎日の何気ない一言や、ちょっとした行動。
それらの積み重ねが「いざ」という時の結果を、大きく左右するのです。
好感度アップに貢献する「あいさつ運動」
今すぐできる毎日の積み重ねとして「あいさつ」があります。
あいさつはお金も時間もかからない簡単なことでありながら、その効果は絶大。
「そう言えば、最近はしてないかも」という方は、今日から再開してくださいね。
私が家事や時短について追求している理由
また、そもそも私が家事や時短について書き始めたのには、理由があります。
それは「将来、何をしたいか分からないけれども、自由に動けるための布石を打とう」というもの。
将来の布石として意識し始めたのは2004年の夏ですが、実際には2002年の夏には動き始めています。
家事や育児をきっちりこなす姿を見せることで夫への説得力は大幅に向上したと、私は考えています。
成果の一例をご紹介しますね。
本文中にもある通り、普段の蓄積があれば
「この程度なら、お子さまが1歳を過ぎれば十分にできること」
です。
これで夫を説得できるのであれば簡単なことだと私は思うのですが、あなたはどう感じますか?
今すぐ説得が終わる、最も簡単な方法とは?
ここまで読んで、あなたはもしかしたらこう感じているかもしれません。
「そこまでしなくちゃいけないのなら、説得できなくてもいいや」
と。
説得にかける手間と自分の「叶えたい」を比べた結果、説得しなくてもいいと感じてしまった。
というのであれば、それはそれでOKです。
あなたの抱いたその気持ちこそが「今すぐ説得が終わる、最も簡単な方法」
人間とは、誰かを動かしてまで何かを手に入れたいと思う機会は、そう多くありません。
なので、本当にやり遂げたいことが見つかった時のために、相手の説得に使うパワーは温存しておきましょう。
説得力アップの種を、毎日の生活で蒔いていこう
先ほど「相手の説得に使うパワーは温存しておきましょう」としました
とは言うものの、ここで行動をストップしていいわけではありません。
あなたが示す普段の態度を常にブラッシュアップすることを、私からおすすめします。
私のことを例にすると、より短い時間で家事や育児をこなすことができるようになった結果
- 家事より優先して、仕事時間を確保する
- プライベートタイムの充実
- 自分の好きなタイミングで、宿泊を伴う出張ができるように
といった成果が得られました。
さあ、あなたの手に入れたいものは何ですか?
今は分からないかもしれませんが、こういうものはある日、いきなりやって来るものです。
「私の求めるものはこれだ!」が見えた瞬間にすぐ行動できるよう、準備をしておきましょう。
1年後、3年後のあなたが「あの時、始めていてよかった」と思えることを、私は願っています。