「やらなきゃいけないことがあるのに、どうにもやる気が出ない」
このようなことで困った経験が、あなたにはありますか?
するべきことが目の前にあるというのに、何もできないままでいる。
タイムリミットが迫っていて、焦る気持ちだけが高まっていく。
にもかかわらず、どうしても取り掛かることができない。
しなければならないことに意欲が湧かない理由には、様々なものがあります。
身も蓋もない言い方ですが、その大半は「やりたくない」から。
やりたくないことをしなくても済む努力をするのが、本来のあり方でありベストの解決策です。
とは言うものの、なかなか事情が許さないケースもあります。
そのような時の対処法のひとつを、以前にもお話ししました。
今回はこちらとは別の視点から「あなたのやる気をアップさせる」と題して、刺激についての対策をお話しします。
最後まで読んでいただくことで、身の回りにある余計な刺激について認識してくださいね。
目から入る刺激を減らして、集中力アップを実現
まず最初は、目から取り込む刺激について。
私たち人間が受け取る情報の8割ほどは、視覚情報と言われています。
つまり「あなたが何を目にしているのか?」は、非常に重要であり影響力が大きいというわけです。
今すぐ簡単にできる、目から入る刺激を改善する方法としては
- 自宅の掃除をこまめにする
- 会社のデスク周りを整える
- 不要な物をもらわない
といった、物や場所にまつわる行動です。
1週間ほど続けると、その効果を実感することができるでしょう。
また、目で取り込む刺激をコントロールするためには
- ダラダラとSNSを見ない
- ネガティブな情報にアクセスしない
- 利用予定のないネットショップのメルマガ配信は解除する
など、「読む・見る」情報に関する対策も欠かせません。
人によっては、こちらに手を打つほうが簡単かもしれませんね。
実は影響力が大きい「音の刺激」をカットする
先ほど、人間が受け取る刺激の大半は視覚情報だとお伝えしました。
なのですが、それ以外の聴覚や触覚、味覚、嗅覚からも刺激を得ています。
その中でも特に注意した方がよいと私が考えるのは「聴覚」です。
詳しいことはこちらに書いているので、こちらでは割愛。
読んでもらえたら、音という情報がいかに強力なのかがお分かりいただけるかと。
今の私が取っている音という刺激への対策は、今でもほぼ変わらず
- 耳栓を使う
- 音楽を聴く
このふたつ。
強いて言えば、新しい音楽のジャンルとして「聖飢魔II」が加わったことくらいでしょうか。
ロックがお好きな方はご存知かもしれませんが、ロックとクラシックの根底には明らかに同じ「流れ」があります。
なので、この両方を愛好する方は案外と多いのです。
話がそれてしまいました(笑)
本題に戻りますね。
刺激を避ければ、あなたのやる気は確実にアップする
意図せずに受けてしまう刺激を、シャットアウトする効果。
それは、取り入れた刺激を処理するために使われていたあなたの脳を、本来のやるべきことに振り向けられることです。
ここで書いたことを実際にやってみれば、いかにあなたが脳を無駄に使っていたのかを感じることができます。
無意識のうちにあなたがやってしまっていた、いわば「脳の無駄遣い」
その無駄をシャットアウトできれば、自然とあなたのやる気はアップします。
なぜなら、あなたが使える「脳の容量」が飛躍的に増えることになるから。
そして、私たちがどれほど多くの情報に接しているかを、改めて感じ取っていただきたい。
あなたが目にしたり聞いたりしている情報は、あなたにとって本当に必要で心地よいものでしょうか?
この機会に振り返ってみることを、私からおすすめしますね。