あなたの周りには、たくさんの人がいることでしょう。
なぜあなたと関わるようになったのか、その理由は様々。
そして、それぞれの人に対して感じている思いも、それぞれにあるはずです。
ところで、お付き合いのある人の中に
この人との関係を断ち切りたい
と、願っている人はいませんか?
関係をやめたい理由を考える
持っている関係を「やめたい」と、あなたが願う理由。
それはどこにあるのでしょう?
パッと思いつくところでは
- 私の言うことに毎回、ケチをつけるからウザい
- 早く帰りたいのに、いつも話が長いから会いたくない
- 家事や子育てを手伝ってくれないダンナには、もう愛想をつかした
といったところでしょうか。
あなたが置かれている立場や状況によって、誰かとの関係を断ち切りたい理由はいくらでも出てくることでしょう。
この後、他人との関係を見直すことで、あなたのストレスを減らす方法についてお話しします。
なのですが、その前に
「本当に関係をやめてもいいのか?変えてもいいのか?」を考えてほしい
と、私は望んでいます。
そうしてほしい理由は、たとえどのような状態であったとしても、誰かとの関係性はかけがえのないものだから。
「どうすれば考えることができるのか?」については記事があるので、そちらをご覧ください。
誰かとの関係を断ち切る、最も効果的な方法
今からお話しすることは、一度実行したら最後、相手の人との関係性が大きく変わります。
なので、先ほども申し上げた通り「本当にそれでいいのか?」をよく考えてから、行動してくださいね。
他人との関係を断ち切る、最も確実な方法は「コンタクトを取らない」です。
「コンタクトを取らない」の例としては
- こちらから相手に話しかけない、目を合わせない
- 相手が行きそうな場所に、絶対に近づかない
- SNSでの関係を、すべて断つ
といったものがあります。
ひと目見てお分かりいただけるように、これらの行動を取ることは非常に難しいものです。
LINEでブロックするとすぐにバレてしまいますし、道端で会った時に無視をするのも気が引けますよね。
また、あなたの行動に大きな制限がかかることが予想できます。
本当にあなたは、そこまでして誰かとの関係をやめたいのか?
今一度、よく考えてみてください。
完全に関係を断つのが難しい人の場合はどうする?
そして、中には関係を断ち切りたい相手が親兄弟、夫や妻といった、近しい間柄である場合もあるでしょう。
身近であるからこそ我慢できないことは、よくあることですので。
ですが、そういった間柄だからといって判断基準を変える必要はないと、私は考えます。
むしろ「家族だから」と我慢する方が、あなたにとってのデメリットが大きいです。
血がつながっていようと、人生のパートナーであろうと、嫌なものは嫌である。
あなたの感情を受け入れた上で「では、どうしたらいいのか?」については、ここまでにお話しした通りです。
ちなみに、あなたのお子さまに対して、あなたには責任があります。
なので、たとえ嫌いだからといってその責任を投げ捨てることは、絶対にやめてください。
言うまでもないことですが、念のためにお伝えします。
人間関係のストレスを減らすには「考える」が重要
あなたと誰かの関係性を変えることによってストレスを減らすには、「考える」ことが重要である。
これが私の得た結論です。
その人となぜ関係を持つに至ったのか?
その人との関係を断ち切りたいと思った理由は何なのか?
その人との関係性を改善する方法は、本当にないのか?
関係性を改善できるのであれば、そうしない理由はどこにあるのか?
こういったことを、じっくりと考えてみてください。
「考えるだけで解決するなら、苦労なんてしない」と、あなたは思ったことでしょう。
しかしながら、あなたがそう思ってしまったのなら、その理由は「考えること」が足りないからです。
この記事のタイトルから想像できる小手先のテクニックを使っても、根本的な解決には至りません。
考えて、考えて、考え抜くこと。
そうすれば、どのような問題であったとしても、何らかの解決策は必ず見つかります。
一時の「嫌だな」という感情に流されることなく、冷静になってほしい。
そして、追い詰められた状態で決断を下さないでほしい。
もしも自分ひとりでは難しいのなら、信頼できる誰かに相談してほしい。
これが人間関係において、私があなたに願うことです。
相談相手の探し方については、こちらを読んでみてください。
あなたのお役に立てれば、私はとてもうれしく思います。