今日は久しぶりに「フリーランスで在宅ワーク」シリーズを。
これまでに貯めていたネタが、ようやく減ってきました。
というわけで、まだ出てきていない内容で新たに聞きたいことがある方は、こちらからリクエストくださいね。
在宅でフリーランスとして働くことについてのアンケート
さて、今日は在宅ワークを始めたい人なら誰でも気になる「収入」の話についてです。
会社員だと、決まった日になればお給料が振り込まれますよね。
でも、在宅ワークだと、仕事がなかった月は収入が「ゼロ」です。
「決まった金額が入ってこないのは、不安でたまらない」
そう思うあなたのために
収入が不安定な在宅ワークを安心して始めるために知っておきたいこと
こちらに関して、3ステップでお伝えします。
あなたが在宅ワークで得られる収入について不安なのは、「実態」を知らないから。
さらに言えば、
「自分の生活に必要なお金がどれくらなのか?」を把握していないからです。
「これだけあれば生活できる」さえ分かれば、あなたが感じている不安は消えてなくなります。
ステップ1:生活費の実態を知る
というわけで、あなたの生活にはどれだけのお金が必要なのか、さっそく調べましょう!
家計簿をつけている方は、1年分の家計簿を準備してすべての出費をグループ分けしてください。
グループの内容は
- 固定費:決まった金額が発生するもの
住居費、通信費、保険料(生命保険、損害保険)など - 変動費:努力次第でカット可能なもの
食費、被服費、娯楽に関する出費など
このふたつでOK。
大まかな金額が出てくれば、それで十分です。
なお、医療費は発生する理由によって、「固定・変動」が変わるかと思います。
なので、適切なものに振り分けてくださいね。
また、家計簿をつけていないのであれば、こちらを参考にして
まずは3日分の記録をつけることからスタート!
1年間続けて、生活費に関するデータを手に入れてください。
収入の不安定さから来る不安を解消したいのであれば、1年間の収支は必須データ。
「1年間やるのは、めんどくさい」と思うようであれば、お勤めを選ぶのがよいと私は考えます。
ステップ2:隠された出費「保険料」をチェックする
あなたの生活費が分かれば、次に調べるのは普段意識していない「保険料」を知ること。
ここで言う保険料とは、
- 厚生年金
- 国民年金と国民健康保険
のことです。
では、ここで最新の給与明細を見てください。
厚生年金に加入している人は、給与明細を見れば居住地の国民健康保険を調べることができます。
調べて出てきた国民健康保険と国民年金(こちらは全国統一で同じ金額)が、あなたの負担する金額。
「意外と高いな」と、ビックリするのでは?
また、今は収入のない人が在宅ワークを始めた場合、得られた金額に応じた保険料が発生します。
今のうちに居住地の国民健康保険を調べることで「どれだけの支払いがあるか分からない」不安は解消されるはずです。
ステップ3:あなたが生活するのに必要なお金を計算する
ここまで分かれば、おおよその生活費は把握できます。
その計算式は
生活費 + 国民年金 + 国民健康保険 + 事業経費
となります。
ここで「事業経費って何?」と思ったかもしれませんね。
事業経費は、事業を行う上で発生する経費のことです。
たとえば
- 事務所の賃
- 水道光熱費
- 交通費(会社員の場合は通勤手当)
- 各種設備費
- 事務用品などの消耗品費
といったものが、分かりやすい経費です。
(他にもいろいろとあります)
在宅ワークをするのであれば、このような経費もすべて自己負担。
(正しくは、得られた報酬から捻出するのですが)
なので、ここでは「生活するのに必要なお金」としました。
ちなみに、私が在宅ワークの講座で目安として伝えているのは
現在の収入で大きな赤字が出ていないのなら、現在の手取り給与の3倍が必要
というもの。
「会社員ではないのでボーナスがない」というのが、3倍としている理由です。
1年のうちで8回以上、こちらが達成できていれば、収入の不安定さはカバーできるという認識を持っています。
最後は「実例」を知るのがマスト
ここまで、在宅ワークに対するあなたの不安を解消するポイントを3つ、お話ししました。
なのですが、実際に在宅ワークをしている人から話を聞くのが、より確実です。
ただ、あなたの友人・知人の中から在宅ワークをする方を見つけるのは難しいかもしれません。
その理由は、在宅ワーカーは積極的に「在宅ワークしてます」を言わない傾向にあるから。
そこで、私の事例を直接、あなたにお伝えする機会を作っています。
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