私は自分が講師を務めるセミナーで、こんな質問をしています。
「なぜ、あなたは働くのですか?」
その答えは様々。
「生きがいや貢献」と答える人もいれば「お金や生活」を挙げる方もいます。
働く理由に正解はありません。
働きたければ働けばいいし、そうじゃないなら無理に働かなくてもいいのです。
とは言うものの、今の日本でお金をまったく使わずに生きていくのは、かなり難しいですよね。
なので、結局は
- 家族のうちで、誰かは働いている
- 誰も働いていないが、それまでに確保した貯金で生活している
このどちらかを選ぶ、というわけです。
(「社会保障をアテにして生きる」もありますが、話がややこしくなるので除外します)
「ママが仕事を辞める」という選択
私に会いに来てくださるママさんで仕事を持っている方が共通して持つ、ある願いがあります。
それは「会社を辞めたい」という気持ちです。
私は自宅で働くために必要な情報やスキルを教えているので、当たり前の結果といえばそれまで。
なのですが、仕事を辞めたいと思っているワーキングマザーは多いのだろうと、私は予想しています。
家事や子育ての時間を削ってでも、ママが働かなければ生活できない。
これが日本という国だと言えます。
そして、彼女たちを見ていると、行動に「ある傾向」が見られることが分かってきました。
ワーキングマザーを辞めたい人が持つ、3つの行動パターン
私がこれまでに会った「退職したい」と願うワーキングマザーの皆さまによく見られる行動を3つ、お話しします。
「私、どれかに当てはまっているかな?」と、チェックしながらご覧ください。
朝、なかなか起きられない
こちらは正しくは
- つい夜ふかししてしまう
- 朝、ギリギリまで寝ていて、起きられない
- 仕事や家事・子育てでバタバタ
- やっと時間が空いたと思ったら、もうこんな時間!
- 「1」に戻る
というループ。
抜け出すことが難しく、お手上げになっているママが多い行動パターンです。
夜ふかしのお供としては圧倒的にスマホが多く
- 次々と動画を見る
- ゲームが止められない
- TwitterやInstagramなどのSNS
- 友達とLINEでメッセージ交換
このようなことをして、ズルズルと時間を過ごしています。
「夜ふかし→寝坊」のループから抜け出すのは、スマホとの付き合い方を変えること。
スマホ対策の記事は以前に書いたので、興味のある方はご覧ください。
休みの日も会社のことが気になる
「えっ、これが?」と思うかもしれませんが、事実として見受けられたのでご紹介します。
会社を辞めたいと強く主張する方ほど、
- 自宅に仕事を持ち帰る
- 休みなのに職場の状況が気になる
- 会話の中に仕事のことが登場する回数が多い
など、会社のことが頭から離れない傾向が見られました。
私の考えは
嫌なことを繰り返し思い出すことで「会社、辞めたい」という気持ちをより強くしているのでは?
なのですが、さらに別の意味合いも隠されているように思えるのがこの行動。
別の意味合いについては、検証ができたらこちらに追記します!
人間関係の変化
こちらは一言でまとめると
「これまでの人付き合いとはまったく違うことをやりたがる」
です。
その現れ方には
- 以前は社交的だったのに、自宅に引きこもる
- 引っ込み思案だったはずなのに、やたらと人に会いたがる
以上、ふたつのパターンが見られました。
意識して人間関係を変えることで、何かしらの改善を求めているのだろうと、私は予想しています。
ただ、「ワーキングマザーを辞めたい」から来ている行動であれば、得られる効果は薄いのでは?と感じています。
「ワーキングマザー・拒否サイン」に心当たりがある方へ
一見すると「ワーキングマザーを嫌だと感じているサインって、これなの?」と、あなたは感じるでしょう。
どれもこれもよくある話であり、小さな変化に過ぎないので。
ですが、このまま放っておくことでさらに症状を悪化させるのは、賢い選択ではありません。
大きくなってから慌てて穴を塞ぐのではなく、問題には小さいうちに対処すること。
こちらについては、例外はないと思ってください。
もしも働き続けたいのなら、今のうちにしっかりと手を打つことをおすすめします。
また、思い切ってワーキングマザーを辞めたい方も、今、この瞬間に動き始めてください。
今、行動を起こせば、状況はいい方向へと確実に変わっていきますから!
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ゴールが見えたら、後は向かっていくだけです!