会社員とフリーランス、結局どちらがたくさん稼げるの?

こんにちは。ウメノリカです。

2010年ごろからでしょうか。
会社員のことを「社畜」とバカにする人が増え、起業がよいと主張する人が増えたのは。
かく言う私も起業した身なので、彼ら、彼女たちの主張には理解できる点があります。

なのだけれども、彼らの発言には大きな盲点があります。
それは「会社員であることが向いている人が、かなり多く存在する」ということです。

実は私自身も、本当ならば会社員、それも大きな組織に所属することに向いている人物。
そうすることが持ち味を活かす道なのだ、という自覚はあります。

ところで、私のことに興味がある方の中には、

  • 子育て中だから、自宅で働いてお金を手に入れたい
  • 会社の勤務時間に縛られずに、自由に働きたい
  • フリーランスになって、バンバン稼ぎたい

と願う方がたくさんいることを、私は知っています。

ですが、いきなり会社を辞めるのはちょっと待ってほしい。
これが私の考えです。

組織に所属することと、単独で仕事をすること

以前、Twitterにこのような投稿をしました。

抽象的で分かりにくい発言だったので、この記事で説明と補足をしますね。

これ、実はどちらも私が個人事業主になってからの経験について書いたもの。
具体的には、

組織に所属し、自らがかけがえのない部品となることで成功を手に入れたことがある。

こちらは、2011年から2012年にかけて年商数億規模のベンチャー企業の社長さんの事務処理担当、兼秘書(別名:何でも屋さん)をしていた時のこと。

自らの分身を無数に作り、世に広めることで人が羨むライフスタイルを手にしたこともある。

後の文章は2013年・秋以降から現在に至るまでの私です。

具体的な状況説明については、こちらが参考になるでしょうか。

どちらの時期もフリーランスであることに、変わりはありません。
(2016年7月以降は会社にしましたが)

けれども、

  • 働いている時の充実感
  • 手にしたお金

これらの点に関しては、大きな違いがありました。

「たくさんお金はもらえるが、つまらない働き方」とは?

ただ単にお金がたくさんほしいだけなら、大きな組織に所属したほうが話が早いです。
事業の規模が大きければ大きいほど、スタッフの懐に入るお金が増える可能性が上がりますから。

会社の売上高が多かったとしても、自分の働きに見合う十分なお給料がもらえるとは限りません。
とは言うものの、そもそも支払うお金が会社になければ、もらえるはずがないですよね。

現に私も、先ほどご紹介した状況説明の記事に

売上が最も大きかったのは、実はこの時期。
かつ、クライアントが最も少なかったのもこの時期。
「どうしてそうなったのか?」は、また追々お話ししていきますね。

とした通り、手元に入る報酬という面では圧倒的に高額だったのが、この時期でした。

そして、この時のことを人に説明する時に、私はいつも「高給取りのOL」と言っています。
言い換えると、自由に働けるはずのフリーランスである意味がまるでない、というわけです。

ぶっちゃけた話、裁量権などどこにもありませんでしたね。
事務職のOLさんならありがちの、言われたことを指示通りにこなすだけの毎日。
「つまらないことこの上ない」というのが、私の実感でした。

「手応えはあるが、もらえるお金は自分次第」のフリーランス

こちらの働き方については、このページで多くは語りません。
今までに散々、他の場所で発信をしてきたので。

興味のある方は、こちらからご覧ください。

こちら、過去に書いた記事のリストなのですが、最新の何記事かを読んでいただくだけで
「これは私には無理、会社員の方がいい」
と感じることでしょう。

その感覚を大事にして、今の会社でのお仕事に力を注いでください。
あなたにそうしていただければ、この記事を書いた甲斐があるというものです。

結局、どちらが「稼げる」のか?

会社の一員として働くのと、フリーランスとしてやっていくこと。
どちらがより多く、稼ぐことができるのでしょう?

その答えは「あなたがどのような人であるのか?」にあります。
つまり、組織に所属することが向いている人と、自分の才覚でやっていくのがよい人がいるのです。

自分自身が事業を持っており、自分の腕一本で働くスタイルについての発信が多い私。
しかしながら、私の持つ本来の特性とは違っている側面があるので、こうして文章にまとめました。

会社に所属せず、自分の力で仕事を得ることに適性のある人は、日本では少数派です。
にもかかわらず、今の日本社会はひとつの会社で働くことに不安を感じる方が多いのが現状。
「副業」というキーワードを耳にしない日は、少ないでしょう。

フリーランスには明らかに向いていない私ですが、ありがたいことに仕事が途切れることはありません。
ただ、私は思うのです。

もしもあの時「面白そう」と思わなければ、
きっと専業主婦のままで、心安らかに生きていたのだろうな

と。

「副業にチャレンジしてみたい」
「在宅ワークに興味がある」
そう思っている方にとって、このページが何らかの参考になればうれしいです。

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