「まずは、皆さんの自己紹介をお願いします」
初対面の人が集まる場所でよく出てくる、こちらのセリフ。
あなたは「自己紹介なんてはずかしいし、何を言ったらいいか分からない」と、苦手意識を持っていませんか?
なのですが、自己紹介というものは急に求められることが多いもの。
大人であれば、スマートに自分のことを話したいですよね。
そこで、私からおすすめしたいのが、
自己紹介の「ネタ」をあらかじめ準備しておくこと。
事前に話すことを決めておけば「では、お願いします」と言われても、落ち着いて話すことができます。
いつも同じ自己紹介ではNGである理由
ところで、これまでにあなたがした自己紹介を思い出してみましょう。
その場面にふさわしいと思われる内容があったことでしょう。
また、求められる時間も「一言で」「3分間」など、バラバラだったはずです。
このように、自己紹介とは様々な形で行われます。
なので
「自己紹介の鉄板パターンを、ひとつだけ持っていればよい」というわけではありません。
自己紹介には
- 依頼されたシーンやその場の雰囲気
- 与えられた与えられた時間数
によって、その内容を調整する必要があります。
これまでに行った自己紹介の経験によって、私が得た結論。
それは
準備したネタから3つを選ぶと、まとまった自己紹介になってよい
です。
ここで「3つ」としたのは、少なすぎると寂しい感じがすること。
また、ネタの数が多すぎると、聞いている方が話についていけないからです。
自己紹介のネタ例
ここで、私が準備しているネタをご紹介します。
自己紹介で使うネタの引き出しは、数多くあればあるほどよいです。
ただ、あなたが公開したくないことを選ぶ必要はないので、あくまでも参考にしてください。
また、ブログで書いている私の自己紹介は、こちらをご覧ください。
自己紹介のネタ1:名前
自分の名前を言わない自己紹介はないと思うので、まずはこちらを。
名前はどこにでもある平凡なものでも、珍しいものでもネタにすることが可能です。
ちなみに、私の旧姓は「西尾」です。
結婚して「山田」に変わった時に「平凡になった」と喜んだことを覚えています。
自己紹介のネタ2:住まい
どこに住んでいるのかもまた、定番の自己紹介ネタですね。
私の場合は、
- 出張で遠くに出た時のために「県・市町村まで」バージョン
- 子どもたちの学校など、ローカルバージョン
この2種類を使い分けています。
自己紹介のネタ3:職業
あなたが働いてきた歴史は、その人について様々なことを物語ります。
差し支えのない範囲で構わないので職種や経験年数を伝えると、あなたの人となりが分かりやすいですね。
また、場合によっては、転職歴も自己紹介に使えます。
私のような働き方は、関心を持っていただけるありがたい「ネタ」です。
自己紹介のネタ4:趣味や特技
自己紹介は「現在の私」を伝えるためなので、今やっていることが望ましいです。
ただ、適切な趣味や特技が見当たらないのであれば、学生時代の部活動でもOK。
また、読書や音楽鑑賞など、人によって想像する内容が異なりがちな趣味は、ジャンルも合わせて伝えるといいでしょう。
自己紹介のネタ5:ミッションや将来の夢
こちらについては、しょっちゅう必要ではないです。
ただ、求められた時に即座に出てくることはまずありません。
なので、そういう機会がある方は、準備しておいた方がいいかもしれません。
私の持つミッションは
- 女性が生きやすい世の中にする
- 自分の大事にしたいことを当たり前のように選べる日本にしたい
このふたつ。
語りだすと長いので、程々にまとめるのにいつも苦労しています(苦笑)
【2019年8月28日追記】
ミッションについて、見つけ方を詳しく説明しました。
ぜひご覧ください!
自己紹介を準備して「デキる私」を演出する
先日、「かさこ塾」という場所で、2分間の自己紹介を求められました。
(かさこ塾については、いずれお話しできればと思っています)
その場に居合わせた他の方は
「えっ、どうしよう?」
「2分なんて、無理無理無理!!」
だったのですが、私はネタをいくつか準備していたので、滞りなくさらりと終了。
「すごいね!」「話すことのプロ?」と、ほめていただくことができました。
とは言え、私は口下手で人前で話すことは苦手です。
だからといって、
自己紹介に対して「苦手です」「できません」では、大人としてちょっとどうかな
と思うのです。
私のように自己紹介に苦手意識を持つ人こそ、事前の準備が物を言います。
1日5分で十分なので、「自己紹介に使えるネタはないかな?」を考える時間を取ってみてください。
1週間ほど続けることで、「これなら話せそう」が、いくつか見つかるはずです。
できないことこそ、前もって対策を立てておく。
自己紹介のネタ探し、さっそくやってみてくださいね!