「あの人、私のことをどう思っているんだろう?」
「嫌われちゃったら困るから、面と向かって聞けないし…」
こういったことを思っている人が、あなたにはきっといることでしょう。
関係性の薄い人であれば、何もしなくてもよいかもしれません。
なのですが、近しい人であればそういうわけにもいきません。
たとえば、あなたのパートナーであればどうでしょう?
ここから先は、女性にとっての人生のパートナー、つまり夫について書いていきます。
日本に住む女性特有の事情も取り上げますが、男女で共通することもあるかと思うので、男性もぜひご覧くださいね。
私のこと、嫌いなのかも?
もしもあなたがひとりで出かけようとした時、ご主人から
- どこに行くの?
- 何をしに行くの?
- 誰と行くの?
- いつ帰ってくるの?
このように、あなたの行動についてあれこれと質問してきたとします。
さて、あなたはどう感じますか?
「私のこと、信用していないのかな?」
「私がひとりで出かけるの、もしかして気に入らない?」
このように、ご主人に対して疑いの目を向けるかもしれません。
ところで、あなたはご主人に直接聞いてみましたか?
「なぜ、それを質問するの?」と。
ご主人が質問した意図を、あなたが怖がって聞かないままでは何も変わりません。
「なぜ?」と聞いてみることで、予想とまったく違う答えが返ってくるかもしれません。
つまり、
あなたが怖がっているのは勝手な思い込みである、というわけです。
ただ、本人に直接聞かなければ、あなたが勘違いをしているのを知ることはできません。
「そんなこと、怖くてできない!」という場合に、考えるべきこと
あなたが思い違いをしている可能性を知った今、それでも「やっぱり聞けない」という方。
私からひとつ、質問をします。
なぜあなたは、ご主人と生活を共にしているのですか?
あなたの目的は、どこにありますか?
答えを考える時は、こちらを参考にしてくださいね。
さて、あなたの「目的」は、どこにありましたか?
お金のためだったでしょうか。
それとも、子どものためでしょうか。
「私さえ我慢すれば、今の生活を変えずに済む」という思いが、そこにはなかったでしょうか。
今の日本では、男性よりも女性は経済的な基盤が弱い傾向にあります。
そのため「離婚して私ひとりになると、お金で苦労するから嫌だ」という気持ちが生まれるでしょう。
「子どもからパパを奪うのは、かわいそう」と母に思わせた経験が、私にはあります。
しかし、子どもとしての実体験から言えるのは「我慢するならさっさと離婚してほしい」ですね。
大切なパートナーだからこそ、腹を割って話せる間柄を築こう!
「嫌なことはあるけれども、今の生活のほうがまだマシ」
あなたはこのように思っているかもしれません。
ですが、あなたの人生はあなたのもの。
あなたの選択に対して、誰も責任を取ってくれません。
だからこそ、
人生のパートナーとして選んだご主人に対しては、率直に発言できるのがよい。
私はこのように考えます。
なので、まずはご主人に「どうして?」と質問しましょう。
返ってきた答えがあなたを尊重しない内容であれば、はっきりと「No!」を言うのが私からのおすすめ。
たとえ、それが怖かったとしても、です。
ご主人との信頼関係を築く方法については、以前に書きました。
なので、そちらを読んでみてください。
あなたとご主人が今まで以上に強い信頼の気持ちを持つことを、私は心から願っています。