仕事と家庭の両立を「諦める」という方法もある

こんにちは。ウメノリカです。

今は夜の20時30分。
出張先のホテル近くにあるカフェで、この文章を書いています。

もしも「あなたは何者ですか?」と聞かれたならば、私はこう答えるでしょう。
「私」は「私」であり、それ以上でもそれ以下でもない
と。

ところで、同じ質問をあなたにしたとしたら、あなたはどう答えますか?

私の持つ、様々な顔

私には、様々な「顔」があります。

家庭の主婦である私。
ふたりの子どもたちの母である私。
そして、会社の社長である私。

どれも「私」であり、私にとって欠かせない顔です。

さらに、ここには書ききれないくらい、数多くの顔を私は持っています。
あなたもきっと、私と同じようにいくつもの顔を使い分けていることでしょう。

たくさん持っているこれらの「顔」のすべてを、私は無理なくやっています。
でも、あなたはどうですか?
もしかしたら、同時にいくつもの立場を保ち続けることに、難しさを感じてはいませんか?

日本で最も多く見られる「無理な両立」とは?

以前にお話しした通り、私にはワーキングマザーの経験はありません。

そんな私から見れば、会社で働きながら家事をこなし、さらに子育てを担うのは困難に思えます。
ましてや「完璧」を求めるのは無理だ、というのが率直な感想です。

家事や育児、そして仕事を両立しようと必死で頑張るワーキングマザーが、日本には数多くいます。
ですが、この両立がうまくいっているママは少数派。
ほぼすべてのママが、重すぎる負担に悩み、苦しんでいるのです。

そのようなワーキングマザーに、私から言いたいこと。
それは
「両立」という発想を捨ててみては?
です。

すべてを自分でやろうと思うから、苦しくなる。
それであれば、できていない部分があってもいいのではないか?
また、場合によっては、誰かの、何かの助けを借りてもいいのではないか?

私はこう思うのです。

自分の手に余る負担まで背負い込まない

1日は24時間しかありません。
その限られた時間の中、たったひとりの力でできることは限られています。

「限界がある」というのは動かせない事実なのですから、ここは素直に

  • 人に頼る
  • 自分の代わりに機械にやってもらう
  • 手順の省略、シンプル化
  • 「やろう」とする発想をやめる

といった、何らかの手を打つ必要があります。

さらに、もしも可能であるのなら、あなたの「得意」を探してみてください。
あなたが得意とすることは、他の誰かが苦手に感じていることです。

自分が得意なことを誰かに代わってしてあげる。
そして、自分が苦手なことはそれを得意とする人にお願いする。

この意識を持ち、実践できるようになれば、人生は格段に「楽」になります。

子育てママの私が、夜にカフェで仕事ができる理由はこれ!

さて、私が夜の遅い時間に、自宅から遠く離れた土地で仕事ができる理由。
それは、

  1. 自分の「得意」に集中する
  2. 自分の「苦手」に固執しない

このふたつができているから。

「そうするのだ!」と決めたら、実行するのはとても簡単。
あなたにも必ず、できるはずです。

自分の得意なことをして、誰かに感謝されて生きていく。
こんな毎日を手に入れたい方には、まずはこの話を聞いてほしい。

どんなにはるか遠くにあるゴールでも、一歩ずつ進んでいけば必ずたどり着きます。
あとは「最初の一歩」を踏み出すだけです。

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